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【貴騒動を斬る】いつも何かに闘いを挑み続ける人生 想像以上に情熱家で、自信家で、また楽天家なのかも (1/2ページ)

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 貴乃花親方の生き方を見ていると、いつも何かに闘いを挑み続けているように思える。ちょっと一回、立ち止まってみれば、また違った展開になるのに、と思える場面でも、真っ向からぶつかっていき、ときには玉砕している。

 いい例が2年前、八角理事長と激しく争った理事長選だ。すでに勝敗はその2カ月前に行われた理事選のときに決していた。当選した理事たちの顔ぶれをみれば、貴乃花親方の不利は明らかだったからだ。しかし、貴乃花親方は「いつでも、わがままで、生意気な私を協会の執行部にまで引き上げてくださった北の湖前理事長の御恩に報いるため」と称し、頭を丸刈りにしてこの勝ち目の薄い闘いに挑み、やはり惨敗した。

 いったん、こうと思い込んだら抑えが利かない、というのが貴乃花式行動パターンで、これは8年目に二所ノ関一門を離脱し、貴乃花一門を結成したときから少しも変わっていない。もしかすると、想像以上に情熱家で、自信家で、また楽天家なのかもしれない。

 ただ、単なる向こう見ずでもない。失敗したときの腹もちゃんとくくっているからだ。2年前の理事長選のときも、直前にスポーツ新聞に声明文を寄せ、「これが私の最初で、最後の勝負になります。(中略)(落選したら)私は2度と理事長選に立候補する気持ちはありません。これは人生の中で本気な思いです」と明かしている。

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