記事詳細

【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「新年度」》六法片手にキャンプインの日本ハム・宮台 目指すは本拠地のマウンドだ

 2018年も始まったばかりかと思いきや、もう3月中盤。早くも春の気配が漂い始めた。4月になれば、わが社にも新入社員が入ってくる。

 私が普段、取材しているプロ野球界では、新入社員のスケジュールはちょっと異なる。ほとんどの選手が1月に球団寮に入寮。新人合同自主トレを経て、2月に春季キャンプを迎える。新人合同自主トレから、1軍枠をかけた熾烈な戦いがスタートするのだ。

 個人的に、注目している選手がいる。東大出身で日本ハムのドラフト7位・宮台康平投手(22)だ。東大法学部に在籍するインテリ左腕。1月の入寮の際には「僕のアイデンティティーなので」と愛用する六法全書の小型版「ポケット六法」を持参して、話題をさらった。

 退路を断って、飛び込んだプロの世界。新しい環境でもぶれない姿勢を貫く。2月に行われた2軍の沖縄・国頭キャンプでは、ブルペンでの整備をせずに次のメニューに向かい投手コーチから注意を受けることもあったが「勉強になりました」。全体練習後も、ウエートルームで1人淡々と体のケアする姿が印象的だった。他の選手によれば、風呂場でも読書をしているという。

 そんな宮台が、感情をあらわにしたのが2月17日。国頭で1、2軍合同の紅白戦が行われた日だった。キャンプ序盤に腰痛で離脱。けががなければ、登板する予定だっただけに「投げたかったですよ」と語気を強めた。

 3月に入り、ブルペンでの投球練習を再開。本拠地・札幌ドームのマウンドを夢見て、リハビリを続けている。プロ野球生活は、まだ、始まったばかりだ。(A)

 【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。3月のお題は「新年度」です。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう