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女子フィギュアにも「4回転時代」到来 高難度化加速…対応迫られる日本選手

 いまや男子フィギュアスケートで国際大会を制するには複数の4回転が最低限で、近い将来4回転アクセル(4回転半)、5回転の時代を迎えるとみられているが、女子にも「4回転時代」が到来だ。

 10日に閉幕した女子世界ジュニア選手権で13歳のアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が史上初めて2種類の4回転ジャンプに成功して初優勝した。ジャンプの高難度化は加速し、日本選手も対応を迫られそうだ。

 身長148センチと小柄なトルソワはフリーの演技序盤にサルコーとトーループの4回転を鮮やかに決めた。過去に4回転を成功した女子選手は2002年にサルコーを跳んだ安藤美姫のみ。国際スケート連盟(ISU)による年齢制限で平昌冬季五輪の出場資格はなかったホープが世界に衝撃を与えた。

 シニアよりも要素が少ないジュニアながら優勝スコアは世界歴代5位の合計225.52点。30.35点差をつけられた銅メダルの山下真瑚(グランプリ東海ク)は「来季はもっと跳んでくる選手が増えてくると思う。置いていかれないようにしたい」と語り、4回転サルコーに取り組む考えを示した。