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【清水満 SPORTS BAR】“鉄人”衣笠さん逝く…レジェンドたちには元気でいてほしい (1/2ページ)

 先週、“鉄人”衣笠祥雄さんの訃報を聞いた。サンケイスポーツ在籍の折、現役・衣笠選手を何度も取材した。特に引退年となった1987年には、当時の世界記録となる『2131試合連続試合出場』という偉業も含め何十試合も見た。

 引退報道がささやかれていた9月初旬のある夜、名古屋のあるバーで偶然、衣笠さんに会った。「今年で辞めるよ」と吐露し、「やんちゃなオレを野球という世界でここまでにしてくれた。カープには感謝しかない」。鉄人は自らの野球人生を振り返っていた。その姿は今でもはっきりと脳裏に残っている。

 71歳、若すぎる。何とも残念、無念である。

 今年に入ってレジェンドが相次いで逝った。年明け早々には“闘魂”星野仙一さんが70歳、南海(現ソフトバンク)、西武、大洋(現DeNA)で活躍した片平晋作さんも68歳、2月には西鉄黄金時代の不動の切り込み隊長だった高倉照幸さんが83歳で天に召された。

 野球大好きな拙稿にとってヒーローな人々。取材では、みんな丁寧に、時にはざっくばらんに接してくれた。道を極めた人間は、みんな魅力的だった。

 今年2月、キャンプ取材で宮崎に行った。多くの評論家たちに出会った。長池徳士さんには本当に久しぶりに会った。懐かしかった。取材以外でも、83年の大リーグのワールドシリーズ取材も一緒に行った。1970年代、阪急(現オリックス)の黄金時代の不動の4番を務めたレジェンド、74歳である。

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