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稀勢の里、7場所連続休場…貴乃花に並ぶ横綱ワースト 田子ノ浦親方は涙「本人の口からは…」 (1/2ページ)

 大相撲の東横綱稀勢の里(31)が夏場所(13日初日・両国国技館)を左大胸筋のけがにより休場することが11日、決まった。師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)が明らかにした。横綱の7場所連続休場は、年6場所制となった1958年以降では貴乃花と並んで最長で16年ぶりのワースト記録タイ。次に出場する場所で進退問題が浮上するのは確実だ。

 田子ノ浦親方は医師から激しい運動が約1カ月できないと診断されたとし、「次は大事な場所になる。どの場所も覚悟を持って土俵に上がっている。稽古もいろんな面で考え直して、必死にやると本人も言っている」と不退転の決意を述べた。

 稀勢の里は3月の春場所も全休。4月の春巡業に途中から参加したが、今月3日の横綱審議委員会による稽古総見で精彩を欠くなど調整面が不安視されていた。田子ノ浦親方は「本人も苦渋の決断だった。何とかもう一度、強い横綱として出てくれるように一生懸命頑張っていきたい」と涙ながらに話した。

 昨年1月の初場所後に日本出身で19年ぶりの新横綱となった稀勢の里は翌場所で左上腕などを負傷して以降、故障が続出。在位8場所目で皆勤は1場所しかない。

 田子ノ浦親方は「いろんな方にご迷惑をお掛けしているし、すごく悔しい気持ちだと思う。責任感が強いし、出るつもりでやってきた。しかし、なかなか思うような相撲が取れなかった。本人は(原因が)けがだけじゃないというのは分かっている」と精神面でも消極的になっていることを明かした。

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