記事詳細

大谷、二塁打2本! 左中間&激走中前 マー君との投げ合いは「延期」

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)は24日(日本時間25日)、敵地でのブルージェイズ戦に「5番・DH」で出場し、二塁打2本を放って、3打数2安打、2四球で2得点を挙げた。8試合ぶりの複数安打で、8-1の勝利に貢献。シリーズを2勝1敗と勝ち越した。打率は・319に上げた。

 相手先発は右腕マルコ・エストラーダ(34)。2回の第1打席は、低めのチェンジアップをじっくり見極めて四球で出塁。8番マルドナードの左前打で先制のホームを踏んだ。

 3回の第2打席は、フォーシームとチェンジアップで2ストライクを取られて追い込まれたが、甘くなった3球目の速球を逆らわずに弾き返し、左中間を破る二塁打とした。

 課題が残ったのは、6回1死一塁での3打席目。前日も見逃し三振で打ち取られた中継ぎ左腕ループにまた見逃し三振を喫した。背中から来るような角度のある速球を見極めることができず、腰を引いてしまった。

 8回先頭の4打席目も、右腕マグワイアから四球を選んで、すかさず2日連続の二盗(今季2個目)を決めたところまではよかったが、無死一、二塁となった後、7番バルブエナの右前打の際に判断を誤った。二塁に戻ったために三塁で封殺されるプレーがあった。

 それでも9回の5打席目には気迫のプレーでベンチを盛り上げた。同じマグワイアの初球、94マイル(151キロ)の速球を叩き、打球はピッチャー返しでグラブを弾いて中前へ。大谷は果敢に一塁キャンバスを蹴って二塁へスライディング。審判の判定はアウトだったが、ビデオ判定で覆り二塁打となった。このあとシモンズの左前打で、8点目のホームを踏んだ。

 「各打席良かった。いい感覚の打席の方が多かった。全体の流れとして、すごくいい役割ができたと思っている。(走塁面は)日本時代よりチームメートの打つ打球も速いし、やっぱり(判断が)難しくなってくる場面がある」と大谷。課題にも言及したが、大谷のバットが導いた勝利だった。エンゼルスは2連勝となった。

 一方、この日の試合前、エンゼルスのソーシア監督は、27日(日本時間28日)のヤンキース戦(ニューヨーク)で予定されていた大谷の次回先発登板を変更することを明らかにした。田中将大投手(29)とのメジャー初の投げ合いは実現しなかった。

 「大谷はここまでとてつもない運動量をこなしてきた。体調管理を考えてのことだ。DHでの出場はあるだろう」と説明した。

 大谷は「打席には立つと思う。マウンドもこの先プレーしていければ、またチャンスがある。(先発日程の変更について)何も(体は)悪くないし、(前回の)球数が多かったからだと思っている。次の登板にしっかり合わせたい」と淡々と語った。前回20日のレイズ戦では今季最多の110球を投げていた。

 ニューヨーク・ポスト紙は「エンゼルスが大谷-田中のショーダウンをクラッシュ(砕いた)。ファンが望んでいた対決がなくなった」と恨めしそうだった。

zakzakの最新情報を受け取ろう