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日大アメフト部の2会見を専門家が分析 宮川選手に「決心と勇気、優しさ」前監督は「事件を軽視」コーチは「崖っぷちの思い」

 「監督とコーチの指示があった」と明言した日大アメフト部の宮川泰介選手(20)。「反則は指示していない」と主張した内田正人前監督(62)と井上奨(つとむ)コーチ(30)。連日の記者会見で双方の言い分は真っ向から食い違ったが、パフォーマンス心理学の専門家は、言葉以外の部分でも大きな差があったと分析する。

 国際パフォーマンス研究所代表の佐藤綾子博士(パフォーマンス心理学)は、22日に会見を行った宮川選手のふるまいについて「冒頭、力を入れて両目をつぶり、開けると大きな胸で息を吐いてから話した。これは、決心して、あの場にすごく勇気を振り絞って出てきた証拠だ」と分析。その性格が最もよく表れたのが、指導者に関して聞かれたときだという。

 「監督、コーチへの信頼感について問われると、すごく考えた“間(ま)”があってから発言した。これまで指導してもらった人を悪く言わないという優しさがにじみ出ている。またアメフトを辞めるとまで言い切った。学生の彼にとってお金や権力がない中、せめてもの罪滅ぼしだと感じたのだろう。自分ができる精いっぱいの会見だ」

 一方で内田、井上両氏の会見について佐藤氏は「何も良いところがない」とバッサリ。「内田前監督はあごがあがり鼻の穴が膨らんでいた。人事権も握る常務理事だけに、騒ぎが早く過ぎ去ってほしいのだろう。事件を軽く見ている印象だ。井上コーチは言葉は強いが目はオドオドしている。ヘタなことをいうと職を失うかも、という崖っぷちの思いがある」

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