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【清水満 SPORTS BAR】中嶋常幸、メジャー大会“卒業”宣言の真意は… (1/2ページ)

 「老兵はただ消え去るのみ」。終戦直後に日本を占領した連合国軍の最高司令官、マッカーサー元帥の言葉である。朝鮮戦争が勃発すると国連軍総司令官に任じられ、不利な戦況を逆転したものの、トルーマン米大統領と対立し解任された。

 先週の男子ゴルフ「日本ゴルフツアー選手権森ビル杯」。“レジェンド”中嶋常幸が2日間で通算11オーバー、118位に沈んで予選落ち…。最終18番、数十センチ残ったボギーパットはタップインせずにマークした。これまで過ごした過去をかみ締めるように、最後のパットを沈めてホールアウトしたのだった。

 「この辺が限界かな。メジャー大会は“卒業”します。ま、最後くらいは60台で回りたかったけど、悔しいなあ~」

 2日目も前半6番(588ヤード、パー5)でバーディーを奪うなど8番まではイーブンでしのいでいたが、その後は「もう、バテちゃった」と6オーバーの77。そこで決断。「女房(律子さん)にしか相談してなかった。でも潮時でしょ」。ツアー選手権など『メジャー3大大会』(他に日本プロゴルフ選手権、日本オープン)からの“引退”を表明した。

 今年で63歳。「55歳くらいまでは、これっぽっちも若手に負けているとは思わなかったけど、60歳になったらガツンと来て…」。体力の限界が身にしみたのは実感かもしれない。

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