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「大谷はいずれ左投手打つ」監督が断言 “二刀流”成功裏にチーム・リーダーの存在

 エンゼルス、大谷翔平投手(23)の弱点として、最近米メディアが指摘しているのが左投手に対する打撃だ。しかし、マイク・ソーシア監督は「心配していない」と不安を一蹴している。

 大谷は5日(日本時間6日)のロイヤルズ戦は先発を外れた。前日4日(同5日)の同カードは、救援右腕マッカーシーから代打で内野安打を記録した。逆転の口火を切る貴重な安打で、米メディアは大谷の脚力にも賛辞を贈ったが、この日は、先発メンバーから外れていた。相手先発は左腕ダフィだった。

 同試合終了時で、大谷の打撃成績は、右投手に対して86打数29安打(打率・337)。一方、左投手には28打数4安打(同・143)だ。

 対左投手の打撃を、二刀流の弱点として強調する米メディアが増えてきたが、同日の試合前にソーシア監督はこれを否定した。

 「まだサンプルが少ない。左投手に非常にいい打席もあった。どうやって攻略するか探っている状態。まだ打席はたくさんある。彼は今、新しいリーグに慣れようとしており、違う投げ方の投手を学んでいる最中だ。いずれ大谷は左投手を打つ」

 こう断言した同監督は大谷が日本では左投手を得意にしていたことも知っており、今後も左投手に対しても大谷をDHとして起用する方針という。4日に先発を外したのは、あくまでも「体調を管理するため」としている。

 開幕から2カ月が経過し、当初は「二刀流」に懐疑的だったメディアも今や太鼓判を押すようになっている。「その成功の裏にはエンゼルスのチーム・リーダーの存在がある」と米スポーツ専門局のESPNは報じている。

 「新人は環境になじむのに時間がかかるが、スーパースターのマイク・トラウト外野手が大谷を歓迎し、自らゴルフカートに乗せて運転するなど、細かな心づかいをしてきたことが大谷のスムーズなメジャーへの移行に大いに貢献している」

 大谷は6日(同7日)のロイヤルズ戦に、今季5勝目を懸けて先発登板する。12本塁打の3番ムスタカス三塁手、10本塁打の4番ペレス捕手が要警戒。相手先発は通算92勝のイアン・ケネディ(33)だが、今季は1勝6敗、防御率6・08と不調だ。

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