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【ハラショー!!ロシア】ニコリともしない警察…バス移動中に4度も“検問”

 ロシアでは、警官が道行く人を呼び止め「職務質問」を行うケースが日本より格段に多いそうだ。身分証明書やパスポートに問題がないか確認する。彼らが少しでも「怪しい」と認識したら、即拘束することも珍しいことではないという。

 実際、私は日本代表のベースキャンプ地カザンからコロンビア戦が行われるサランスクまで、大型バスで移動した。日本でいえば東京-名古屋間くらいの距離で、普通なら6時間もあれば着くはずだが、9時間近くもかかった。

 理由は渋滞ではない。抜き打ちの“検問”が4度もあった。自家用車は基本的にスルーで、大型バスを重点的にチェックする。テロ防止対策だそうだ。警官が乗り込んできて、車検証や乗客のリスト、パスポート、さらにシートベルトのチェックもここ数年厳しいという。

 どの警官もいかつい顔でにこりともしない。「スパシーバ!(ありがとう)」と声をかけてみたが、完全無視された。ロシア支局に勤務した経験のある後輩記者から「何かあったらすぐ(日本へ)電話してくださいね」「テロは毎日起きているという認識でいてください」と注意されたことが脳裏によみがえった。日本とはレベルの違う緊張感がある。

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