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「信じ続けた」香川、本田からもぎ取った先発で決めた名誉挽回の先制PK

 ■ロシアワールドカップ1次リーグH組(19日、コロンビア1-2日本、サランスク)

 香川真司(29)=ドルトムント=が名誉を挽回し、男を上げた。

 「すごくホッとしている。初戦の重要性はみんなが分かっていたので、みんなが走りきって勝てたのがよかった」

 まずは重圧のかかった初戦での勝利を素直に喜んだ。トップ下で先発すると、早速前半6分。千載一遇のPKのチャンスを任された。重圧がのしかかる中、相手GKオスピナの動きを見極め、逆を突いてグラウンダーで流し込んだ。

 「冷静に蹴ることができた。うまくキーパーのタイミングを外すことだけを意識していた」

 ビッグクラブを経験し日本を牽引(けんいん)してきたが、前回2014年W杯ブラジル大会は、1次リーグ全3試合に出場するも無得点。3年前のアジア杯では決勝トーナメント1回戦でPK戦の重要な局面でゴールを外した。ハリルホジッチ前監督からは「ハートがダメ。闘争心がみられない」と“戦力外通告”。2月には左足首を痛め、代表落選すら取り沙汰された。

 しかし、西野監督に交代し流れが変わる。最後の親善試合のパラグアイ戦(12日)で1ゴール2アシストをマークし、本田からこの日の先発トップ下の座をもぎ取った。

 「自分たちの力を信じてやり続け、こういう結果につながった。切り替えて2試合目に集中していきたい」と充実した表情で次戦を見据えた。前評判の低かったチームが香川の活躍で生まれ変わろうとしている。

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