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“スタメン要求” 本田がオレ様FK宣言 セネガル戦に向け個人契約スタッフと弱点研究 W杯2018ロシア大会 (1/2ページ)

 ■サッカーW杯1次リーグH組日本(FIFAランキング61位)-セネガル(同27位)24日午後8時(日本時間25日午前0時)、エカテリンブルク

 【エカテリンブルク(ロシア)22日=久保武司】2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出を懸けてセネガル戦に臨む日本代表は、試合会場の当地に到着。第1戦のコロンビア戦に続いて途中出場となる見込みのMF本田圭佑(32)=パチューカ=は、終盤ワンチャンスのセットプレーにすべてをかける覚悟だ。実はベンチスタートに不満もある。なぜ俺様を先発させないのか。そんな悔しさを込めて振り抜くフリーキック。西野朗監督(63)に対する“スタメン要求”でもある。

 「(セネガルの)弱点は自分の中でいくつか見つけている。そこをどう突けるかだと思っている」

 この日、ベースキャンプ地のカザンを出発する際、本田はセネガル戦について、自信ありげにそう言い放った。

 前日21日まで右太ももの打撲を理由に別メニュー調整だったが、この日からスパイクを履いてフルメニュー参加。「(打撲は)両足だったが、問題ないです」

 2日後に控えた決戦。セネガルは1次リーグ初戦でポーランドを破っている。エースのFWマネ(リバプール)を中心に人間離れしたスピードを持つ顔ぶれがズラリと並んだ難敵だ。ただ、アフリカのチームは、集中力が切れやすく、セットプレー(CKやFK)から失点することが多いといわれる。

 「今のところアフリカ勢のほとんどのチームが解決できていない、弱点のひとつであることは間違いない」(本田)

 昨年7月にメキシコリーグ・パチューカへ移籍後、日本協会スタッフとは別に、専属の戦術分析スタッフと個人契約。早くからセネガルの研究を進めていることが、自信の発言の根拠になっているとみられる。

 本田は前日の21日に公式インタビューに答えた際、セネガルの弱点について「セットプレーがキーになる」と具体的に話している。

 「組織力という点では、アフリカの中ではセネガルが高い印象はあるものの、90分間の中ではスキがあるかなと。セットプレーを含めトリッキーなプレーをすれば、結構ひっかかるんじゃないか」

 セットプレーの日本代表きっての名手といえば誰か?

 言うまでもなく、それは“俺様”。

 セネガルの弱点を対セットプレーに求めた発言は、西野監督に対するアピールでもある。『オレに終盤のセットプレーしかやらせないのか。先発フル出場させれば、他にももっと得点のチャンスはあるじゃないか』という心の声に他ならない。

 本田はアフリカ勢には過去11試合で6ゴール。2010年W杯南アフリカ大会ではカメルーンから、14年ブラジル大会でもコートジボワールからゴールを奪っている。