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【福島良一 メジャーの旅】大事な7月に大谷復帰か 観客動員数は減少、日本人ファンの姿もまばら (1/2ページ)

 エンゼルスにとって朗報だ。投打の二刀流で活躍して来た大谷翔平投手が右肘再検査の結果、俗にトミー・ジョン手術と言われる靱帯再建手術を回避。打撃練習を再開し、まずは指名打者としての復帰を目指す。

 今季、エンゼルスは大谷の投打にわたる活躍で好スタート。しかし、6月8日に右肘靱帯損傷で戦線離脱すると急失速し、首位アストロズから13・5ゲーム差の4位に転落。最大10あった貯金もあっと言う間に使い果たしてしまった。

 また、大谷効果によって、すでに9試合でチケット完売など大盛況だったが、最近は観客動員数が減少。日本人ファンの姿もあまり見られなくなった。だが、あきらめるのはまだ早い。絶好のタイミングで二刀流スターが戻って来るからだ。

 7月は同じア・リーグ西地区に所属するマリナーズとの対戦が9試合もある。開幕当初は大谷対イチローの話題で盛り上がったが、いまやワイルドカード争いで最大のライバル。その直接対決を制し、一気にゲーム差を縮めるチャンスだ。

 ロサンゼルス同士の対決、「フリーウェイシリーズ」と呼ばれるドジャース戦もホーム、ロードで3試合ずつある。最近は名門チームに人気、実力とも押され気味だけに、かつて花巻東時代に大谷の入団先の本命と目されたチームに存在感を示す絶好の機会となる。

 7月は本拠地アナハイムでの試合も多い。特に、同6日から29日までオールスター期間を挟んでホームで19試合中16試合あり、好カードもめじろ押し。観光シーズンと相まって多くの観客が見込まれ、チームにとってまさに書き入れ時だ。