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【ハラショー!!ロシア】日本人サポーターに“チケット難民”続出… 2万7000円の指定席が5万円に W杯

 西野ジャパンの応援に現地へ駆けつける日本人サポーターは、どの試合も数千人程度。ブラジルなどの強豪国が「4年に1度のW杯期間中は仕事は休み」と数万人のサポーターが「公休」をとって詰めかけるのとは趣を異にしていますが、これは致し方のないところでしょう。

 一番の問題は観戦チケット。今大会も日本戦だけではなく、好カード以外はどの試合も空席が目立ちます。

 日本代表はW杯で初出場の1998年フランス大会以来、観戦チケットには振り回されっ放し。2002年日韓大会では、FIFAが代理店を1社に限定しましたが、大失敗。膨大なチケット量を1社ではさばき切れず、各スタジアムに空席が目立つ前代未聞の事態を招きました。

 前回のブラジル大会ではFIFA関係者が「ダフ屋行為」に関与。これを受けて今大会では、治安対策として14年ソチ五輪で導入された観戦者パスポート「ファンID」の携行が義務づけられ、観客は事前にウェブ登録が必要となりました。

 それでも、今大会もFIFA公認代理店の一部が割り当て以上のチケットを「空売り」。試合会場まで行きながら観戦できない日本人サポーターが続出しています。

 また、観戦チケットはFIFAによる個人限定のネット販売が主ですが、ベスト16以上のチケットは基本的にネットで先着順。「日本対ベルギー戦は、あっという間にソールドアウト(売り切れ)になった」とのことで、日本人サポーターのチケット難民は今回も多数いるそうです。

 あるサポーターは民間のチケット販売サイトで購入。カテゴリー1の指定席(定価245ドル=約2万7000円)を「5万円でようやくゲットした」とのこと。FIFAは今回のチケット問題でも調査に乗り出すと言ってはいますが…。(久保武司)