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西野監督の後任は…“空飛ぶパン屋さん”元ドイツ代表監督・クリンスマン氏か“世代交代の舵取り”森保五輪監督か (2/3ページ)

 オーガニックフードを好み、グルテンフリー、牛乳フリー、シュガーフリーの食事を推奨している。口癖は「ケチャップは砂糖の塊だ」。欧米メディアの報道などによると、米国監督時代にはあまり聞いたことのないような栄養摂取方法、フィットネスを提唱していたこともある。日本代表監督に就任すれば、食事は厳しい管理下に置かれることになりそうだ。

 厳格なのは食事だけではない。練習スケジュールも綿密で、朝が早い。毎朝7時に練習を始め、独自のトレーニング法を取り入れる。自らヨガやサーフィンに取り組むなど試行錯誤している。

 実家は、ドイツ・シュトゥットガルトのボトナング地区でパン店を経営。クリンスマン氏のニックネームは、“ボトナングのパン店の息子”。もちろんパンを焼くことができる。

 幼少の頃から父親が毎朝3時に起きてパンを仕込むかたわらで、サッカーのデータを整理するのが好きだったという勉強家。イタリア語、フランス語、スペイン語を習得し、40代で数百時間の訓練飛行を受けへリコプターのパイロットの免許を取得した。“空飛ぶパン屋さん”というわけだ。

 クリンスマン氏を支えるスタッフとして、J1浦和を指揮した経験を持つブッフバルト氏(57)の入閣が取り沙汰されるなど、最優先で検討されている。

 クリンスマン氏が就任した場合の利点は、W杯の戦い方を熟知していることだが、一方で、過去に日本代表がW杯で決勝トーナメントに進出した3度のうち、2度は日本人監督が指揮していた事実がある。2010年南アフリカ大会の岡田武史氏と、今回の西野監督で、02年日韓大会だけはフィリップ・トルシエが監督だった。外国人監督は「当たり、ハズレがある。日本代表に合うかどうかは、来てみないとわからない」(日本協会幹部)という面もある。

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