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森保氏、次期代表監督「最有力」に躍り出た全事情 浮上の背景に“オールジャパン”ムード影響か (3/3ページ)

 かつてJリーグ名古屋を率いた経験があり、日本協会が過去に何度もオファーを出したアーセン・ベンゲル氏(68)も、今季限りで22年間在籍したイングランド・プレミアリーグの強豪アーセナル監督の座を退いたが、年俸は22億円。22年間の総額は484億円に上る計算だ。日本協会が外国人監督にこだわるなら「年俸5億円以上は用意すべきでしょう。2億円台では当たり外れが大きすぎる」(某選手の代理人)といわれるが、現実的ではない。

 依然として、外国人監督の日本協会への売り込みは引きも切らないが、断固として日本人監督の擁立、育成に舵を切るべき時期と協会は判断したようだ。

 次期監督人事は、順調に進めば20日の技術委員会で検討され、26日の理事会で正式決定する。

 “森保監督”が誕生すれば、9月から11月に行われるキリンチャレンジ杯6連戦は、現代表と若い五輪世代の融合チームを率いデビューを飾ることになりそう。

 2年後に控える原則23歳以下の東京五輪代表との兼務は難問。森保氏を日本代表に専念させ、東京五輪代表監督には別の人材を据える手もある。しかし現段階では、当面東京五輪での金メダル獲得に全力を注ぎ、その結果や、五輪世代の選手の成長ぶりで森保氏の手腕を評価。改めて22年W杯カタール大会へ向けて態勢づくりを行うシナリオが有力視されている。

 ひょっとすると2年後になれば、名波浩J1磐田監督(45)、長谷川健太氏(52)らも腕を上げ、森保氏の対抗馬として名乗りを上げているかもしれないのだ。

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