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阪神・金本監督、糸井“野放し”宣言 「自由にやりなさいって放っておくしかないね」

 「本当にもう、自由にやりなさいって放っておくしかないね」

 24日からの首位広島との直接対決を前に阪神・金本知憲監督(50)は23日、糸井嘉男外野手(36)に対し「野放し」宣言だ。

 右足腓骨骨折から復帰後2試合で打率・500、2本塁打、5打点と大暴れしたが、2戦目の初回に先制打を放った直後、二盗を敢行(アウト)したことに指揮官も仰天。「ビックリしたよ。『えっ!』て思ったよ」と振り返った。

 当初、球宴を辞退すれば10試合出場停止となり広島3連戦も欠場するはずだったが、驚異的な回復力で1軍に舞い戻り、有り余るパワーを爆発させた。それならばと、虎将もリミッターを解除する構えだ。

 糸井はチーム事情で現在4番を務めるが、本来は切り込み役で制約が少ない1番に「やりがい、魅力を感じる」。今季リーグ3位タイの15盗塁を記録しているが、球団関係者は「もっと自由に走って積み重ねたいようだ。野放しは本人的には大歓迎だろうね」とみている。

 鯉退治第1ラウンドは、今季対戦打率・833とカモにしているジョンソンとの対決。昨季は本紙記者を“仮想左腕”に指名しイメトレして見事適時打を放ち撃破したが、「チームがどこであれ1試合1試合やるだけ」と静かに燃える。超人には追い風が吹いている。(山戸英州)

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