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【福島良一 メジャーの旅】超万能リリーバー「第2のミラー」は出現するか (1/2ページ)

 大リーグは7月31日のトレード期限を終え、大物選手が多数移籍。エース級の先発投手たちと並んで、一流クローザーや中継ぎ投手たちが多く人気もあった。

 メッツからアスレチックスへ移籍した元セーブ王ジュウリス・ファミリア、オリオールズからヤンキースへ移籍の元セーブ王ザック・ブリットン、ブルージェイズからアストロズのロベルト・オスナ…と枚挙にいとまがない。

 シーズン終盤からプレーオフ、ワールドシリーズにかけては、どのチームも先発投手を早めに交代し小刻みな継投策に出る。ブルペンが勝敗のカギを握り、強力なリリーフ投手を一人でも多く持っているチームが有利になるからだ。

 特に、近年どのチームもほしがっているのが「ユーティリティーリリーバー」と言われる存在。状況に応じて抑えや中継ぎ、ロングリリーフ、ワンポイントとして登板。イニングまたぎや連投も辞さない貴重なリリーフ投手だ。

 2016年7月、ヤンキースからインディアンスに長身左腕アンドリュー・ミラーが移籍した。ヤ軍ではクローザーだったが、イ軍移籍後は抑えのコディ・アレンへの中継ぎとして活躍。チームの19年ぶりリーグ優勝に大きく貢献した。

 圧巻だったのはプレーオフで、地区シリーズはロングリリーフ、リーグ優勝決定シリーズは抑え、中継ぎ、ロングリリーフとフル回転。文句なしのMVPに輝き、「スーパーユーティリティーリリーバー」として一躍脚光を浴びた。

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