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山根氏、日大客員教授解任で田中理事長との“蜜月関係”も崩壊か!? 日大側はアメフトと違う迅速危機管理 (1/3ページ)

 元暴力団組長との交友問題などで辞任を表明した日本ボクシング連盟の山根明会長(78)を排除する動きがボクシング界以外からも出てきた。山根氏が4月に就任した日本大学客員教授の職について、日大側が解嘱(かいしょく=委嘱を解くこと)の手続きを進めていることが明らかになったのだ。山根氏は日大ボクシング部と縁が深く、田中英寿理事長(71)とも蜜月関係だったとされるが、あっさり切り捨てられそうだ。

 「再婚した妻に『楽になってほしい』と言われた」と8日の記者会見で辞任の理由を述べる一方、一連の疑惑については最後まで非を認めないなど、「男のけじめ」とはほど遠い無責任ぶりが目立った山根氏。「日本ボクシングを再興する会」の鶴木良夫会長(68)は、「何を辞任したのか分からない」と批判した。

 「再興する会」が8日に公表した新たな音声データでは「奈良判定」の証拠となる山根氏本人の指示も明確になった。

 《奈良の選手を勝たせとかいわない。接戦した場合は誰にやるの?っていうわけ、人間関係やろ(中略)俺が法人の会長になってやな、はっきり犠牲はもういっぱいある。改革もしとんねん。接戦した場合、やっぱり奈良やな。それ反対つけた場合は、『お前なめてるんか?』てなってくるわけ》と、山根氏と間違えようがない声と言い回しで「奈良」という言葉を口にしている。

 そのほかにも、海外遠征費の流用や五輪慰労金の未払いといった疑惑があり、中には山根氏個人名義の請求書に会費が振り込まれるケースもあったと「再興する会」は指摘している。

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