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ドラフト目玉、大阪桐蔭・根尾内野手に日本ハムが“リリーフ限定二刀流”の仰天プラン 甲子園 (3/3ページ)

 ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクが「根尾君に関しては、投打どちらもいいので判断に迷います」と打ち明ければ、ソフトバンク・永井スカウト室長も「投打どちらか悩ましい」。プロの目利きを迷わせる、多彩な才能の持ち主であることは間違いない。

 大阪桐蔭では「4番・中堅」の藤原恭大(きょうた)外野手(3年)=左投左打=の評価も高い。この日は4回の左中間適時二塁打、8回の左越え2ランといずれも逆方向への長打。脚力とパワーも併せ持っていることを改めて証明した。

 ある関東球団のスカウトは「スピードとパワーという点では藤原が一番。外野が手薄な球団なら1年目からレギュラーを狙える」。阪神と楽天が1位候補に挙げ、競合の可能性もある。

 9回に登板し、今大会の最速となる151キロをマークするなど1回無失点に抑えた右腕、柿木蓮(かきぎ・れん)も急速に評価を高めている。

 パ・リーグ球団幹部は「昨年まではばらつきがあったが、意図するところと実際の投球が一致してきた。今年は高校生の投手が少ない傾向にあるから、秋の大学生の動向次第では(ドラフト1位の)12人に入るかもしれない」。

 過去に大学では同一チームから3人が1位指名されたことが5度あったが、仮に根尾、藤原、柿木が1位指名されれば、高校では史上初の快挙となる。

 また、背番号「10」の190センチ左腕、横川凱投手(3年)もドラフト指名の可能性を秘めているが、現状の評価でプロ志望届を出せば、下位指名の可能性が高い。

 主将の中川卓也、山田健太両内野手(ともに3年)もプロから注目されているが、現時点では2人とも東京六大学への進学が濃厚だ。

 根尾をはじめ空前のドラフト候補6人を抱える大阪桐蔭が、第100回の節目を自分たちの大会にするのだろうか。

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