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2戦連発の日本ハム・清宮、この1カ月に何があったのか? 緒方コーチ「球宴前はひどかった」 (1/2ページ)

 わずか1カ月での変貌ぶりが大物の証明だ。日本ハム・清宮幸太郎内野手(19)が22日のソフトバンク戦(東京ドーム)で2試合連続の3号逆転3ランを放った。

 結局再逆転され6-9で敗れたが、2点を追う6回一死一、二塁で先発・バンデンハークの外角高め147キロ直球を右中間席中段へ。「ああいうところで仕事をする期待を込められて1軍に呼ばれたと思う。(第3打席で)だんだん落ち着きも出てきて、ボールも見られた。そこがよかった」と振り返った。

 清宮は5月2日に1軍初昇格。同9日にプロ1号を放ったが、打率・179の不振で同28日に2軍落ちした。7月の球宴前に2試合だけ呼ばれたが2軍に逆戻りし、今月21日に再昇格した。

 緒方野手総合コーチは「球宴前に2試合上げたときは、2日間の打撃練習でスタンドインが1、2本しかないぐらいひどかった。いまは幸太郎が『全然違いますよ』と言っている通り、しっかり間が取れている」と説明。1カ月で急激な進歩を遂げたわけだが、ここまでは驚くほど、1992年ドラフト1位で巨人入りし、ヤンキースなどでも活躍した松井秀喜氏と酷似した経路をたどっている。

 松井氏の1年目は5月1日に1軍昇格。翌2日にプロ初本塁打を放った。しかし7月9日に2軍落ち。8月17日に再昇格すると、同31日の横浜戦(東京ドーム)で野村弘樹から2、3号を2打席連続で放って勢いづき、33試合で10発。9月12日からは3番に座りレギュラーに定着した。

 緒方コーチは松井氏のルーキー時代に巨人で同僚。1年目の松井氏は11本塁打だったが、清宮はどうか。「まだ右肘(の炎症)が万全ではなく、スローイングもできないからDH限定。そうなると、近藤をDHに回し、清宮が試合に出られないこともあると思うから、そこまで打てるかわからないけど、前より調子がよくなるのは間違いない」と太鼓判を押した。

 そんな清宮に敵将のソフトバンク・工藤監督も「すごいね。さすがだね」と感心しきり。1打席目はカーブ2球で追い込まれた後、2球連続高めの直球で攻められ空振り三振。3打席目もカーブ2球で追い込む同じような配球だったが、次の直球を一発で仕留めた。

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