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被害者が否定…迷走する体操・宮川へのパワハラ問題 誰が認定すべきものか?

 体操女子のリオ五輪代表、宮川紗江(18)に対してパワハラ指導を行ったとして速見佑斗コーチ(34)が無期限登録抹消などの処分を受けた問題。21日になって、被害者のはずの宮川が「パワハラされたと感じていない」との文書を発表し、話がややこしくなっている。

 速見コーチの暴力行為は複数の関係者に目撃され、同コーチが事実関係を認めたため、今月13日付で処分が決まった。ところが、宮川は発表した文書で、現在も速見コーチを信頼しており、今後も同コーチによる指導を希望していることを明言している。

 宮川は暴力があったことは否定していないが、パワハラとは認識しておらず、同コーチへの処分を不服として、同20日には東京地方裁判所に仮処分の申し立てまで行った。処分が不自然に早すぎるとして、「第三者による何らかの意図が働いていたと推認せざるを得ません」としている。

 宮川は日本協会から練習場所の提供と、日本協会専任コーチによる指導を提案されているが、受け入れておらず、22日には2020年8月末まで契約を結んでいた所属先のレインボーから契約も解除された。

 宮川は「金メダルという目標は速見コーチとだからで、他のコーチとでは私の望む事ではない」としている。パワハラとは一体誰が認定すべきものなのだろうか。

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