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【福島良一 メジャーの旅】ダルだけじゃない、超大型契約を裏切った投手たち (1/2ページ)

 今季中の復帰が絶望となったカブスのダルビッシュ有投手(32)。球団史上4人目の1億ドル(約110億円)以上の超大型契約を結んだだけにショックも大きい。

 過去には投手のFA契約でこんな大失敗例があった。1997年にマーリンズ史上初の世界一に貢献、98年にはパドレスを14年ぶりのワールドシリーズに導いたケビン・ブラウンはFAとなり、ドジャースと史上最高額の7年1億500万ドル(約126億円)で契約。初の1億ドル突破で話題になった。

 しかも、投手では異例の40歳までの長期契約。なぜなら、メジャー12年間で一度も故障がなく、ド軍も「長持ちする投球スタイル」と高く評価。ところが、いざ大金を手にするとまさかのケガ続き。年平均わずか10勝と期待外れに終わった。

 99年のアストロズ時代に22勝4敗、2000年に大リーグ史上初の日本公式戦でメッツの開幕投手を務めたマイク・ハンプトンもFAとなり、ロッキーズと当時投手史上最高額の8年1億2100万ドル(約144億円)で契約した。

 ところが、ロ軍の本拠地デンバーは高地で打球が飛び、「打者天国」の異名を取る。その不利な条件を差し引いても、2001年が防御率5点台、02年はさらに悪く6点台とまったくの期待外れ。わずか2年でブレーブスへ放出された。

 00年代のアスレチックスで先発三本柱の一角を担い、02年にリーグ最多の23勝を挙げサイ・ヤング賞に輝いたバリー・ジト。06年オフにFAとなり、ジャイアンツと当時投手史上最高額の7年1億2600万ドル(約145億円)で契約した。

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