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和解が実現する日は来るのか? 貴ノ岩、日馬富士との対面回避

 和解が実現する日は来るのか。昨年10月の秋巡業中に平幕貴ノ岩(28)に対する傷害事件を起こし、責任を取って九州場所後に現役を引退した元横綱日馬富士(34)が28日、両国国技館で行われた力士会(十両以上の関取で構成)に登場。秋場所後の9月30日に開催する引退相撲(両国国技館)への協力を要請した。

 元日馬富士は「引退相撲、断髪式が決まったことを報告して『みなさんの協力をよろしくお願いします』と。感謝の言葉をかけてきました」と晴れやかな表情。日本に帰化しておらず、年寄株を取得していなかったため、相撲協会には残れず。「前を向いて。真っすぐ前向きに物事を考えながらやって参りました」と、モンゴルに小中一貫の学校を開校するなど第二の人生を歩み始めている。

 初場所後に錦島親方(元関脇朝赤龍)の襲名披露パーティー、夏場所中に引退相撲のあいさつ回りで両国国技館を訪れているが、久々の対面となる力士も多かった。

 横綱鶴竜(33)が「今まで大変お世話になりましたと言っていた。(見た目は)変わらない。(相撲を)全然取れると思います」と話したように、マゲもついており大きな変化はみられなかった。

 一方、貴ノ岩はこの力士会に姿をみせなかった。名古屋場所のときは出席していたが、場所後に引退相撲を開催する元力士があいさつに来ることは慣例となっているため、日馬富士との対面を回避したようだ。

 昨年の九州場所を休場し十両に陥落。出場3場所目となった名古屋場所で13勝2敗で十両優勝を飾り、秋場所は5場所ぶりに西13枚目で再入幕を果たす。やはり引退相撲も休場するつもりなのだろうか。(塚沢健太郎)

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