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塚原夫妻、パワハラに反論「宮川選手を脅すための発言はしていません」

 2016年リオデジャネイロ五輪体操女子代表の宮川紗江(18)からのパワハラ告発を受けた日本協会の塚原千恵子女子強化本部長と夫の塚原光男副会長は31日、訴えに対する見解を文書で発表し「宮川選手を脅すための発言はしていません」などと反論した。一方で、一部に不適切な言動や落ち度があったことは認め「心を深く傷つけてしまったことを本当に申し訳なく思っております」と謝罪もした。

 宮川は所属の垣根を越えて鍛える20年東京五輪強化プロジェクト参加を当初拒んだことで「五輪に出られなくなる」などと圧力をかけられたと主張する。塚原女子強化本部長は同選手の最近の成績が振るわず、足首のけがもあったことで「このような成績や現状のままだと五輪に出られなくなるわよ」という趣旨で伝えたことはあるとし、脅すような言い方ではないと強調した。

 宮川が暴力問題の聞き取りの際に高圧的な態度をとられたと訴えたことには、やりとりの録音があり「録音内容をお聞きいただければ、私が決して高圧的な態度ではないということはお分かりいただける」と主張した。自らが指導する朝日生命に勧誘していると言われたことも否定し、宮川に暴力を振るった速見佑斗コーチと比べ「(私の方が)100倍よく教えられる」と発言した事実もないとした。