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速見コーチ会見、着地点見えず… 対決姿勢鮮明、塚原夫妻の謝罪文に「どれが本当の姿か」 (1/2ページ)

 体操2016年リオ五輪女子代表・宮川紗江(18)の指導中に暴力を振るい、日本体操協会から無期限登録抹消などの処分を受けている速見佑斗コーチ(34)が開いた謝罪会見。尻を蹴る行為を働いたことを新たに認め、塚原千恵子女子強化本部長(71)が監督を務める朝日生命クラブに宮川が3度勧誘されたことも明かした。宮川・速見コーチvs塚原夫妻の構図を改めて印象づけた格好で、騒動の着地点がまったく見えない状況だ。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

 100人超えの報道陣と15台以上のテレビカメラ。5日、都内で開かれた会見に黒のスーツで現れた速見コーチは冒頭、「宮川選手や周りの選手、コーチに不快な思いと恐怖を与えた」「体操協会にご迷惑をかけた」「国民の皆様にも不快な思いをさせてしまった」-の3点で謝罪。その度に3度、3秒ほど頭を下げた。

 自ら「体操協会からは出てはいないが、お尻を蹴ってしまったりということもあった」と明かし、「私の指導歴は9年目。危険を伴う場面とかはたたいてでも教えることが必要と思っていた」と暴力的指導が常習化していたことを説明した。

 謝罪が目的のはずだったが、塚原本部長に質問が移ると対抗意識をむきだしに。女子体操界には「自分たちの意見を、怖くていえない現状がある。私を含めてほとんどの人が感じている」と力を込めた。

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