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【水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾】ゴールを確実に奪う絶妙アイコンタクト、FW浅野拓磨に期待

 北海道胆振東部地震で被災された皆さんに、心からお見舞い申し上げます。

 この地震のために、森保一監督のA代表初采配となるはずだったキリンチャレンジ杯・チリ戦(7日=札幌ドーム)が中止となりましたが、だからこそ、来週のコスタリカ戦(11日=吹田スタジアム)はいい試合を見せて必ず勝つ、それがサッカー日本代表としての使命になります。

 きっとやってくれる選手がいます。FW浅野拓磨(23)=ハノーバー。2016年7月に、「10番」を背負って活躍していたJ1広島からイングランド・プレミアリーグの名門アーセナルへ完全移籍。ところが、労働許可が下りずにドイツ2部のシュトゥットガルトにレンタル移籍となり、しかも2季で5ゴールの不振。今季心機一転、再びレンタル移籍となった先のハノーバーでレギュラーの座を確保しています。

 浅野の広島時代の恩師が、他ならぬ森保監督。一番の魅力はスピードですが、それを生かすも殺すも、パスを出してくれる相手とのコミュニケーション次第。「こんな時にはここに出して」、「アイコンタクトはこのタイミングで出しますから」等々、試合前の段階でパサーとじっくり打ち合わせておくことが重要です。

 その点、森保ジャパンでは広島時代の大先輩、32歳のMF青山が中盤の軸を務めることになりそうで、旧知の仲の浅野にとっては願ったりかなったりでしょう。2年ぶりのコンビですが、あ・うんの呼吸を取り戻すのに時間はかからないはず。ゴール量産を期待しましょう。 (元J1横浜監督・水沼貴史)

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