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【江尻良文の快説・怪説】日本シリーズはデーゲームに戻せ! 2020年東京五輪で寒さ問題浮上 (1/2ページ)

 12球団オーナー会議が12日に都内のホテルで開かれ、東京五輪が開催される2020年の日程予定が報告された。公式戦は3月20日に開幕し、日本シリーズは11月7日からにずれ込む(今年は10月27日から)。前回の1964年東京五輪開催時とは大違いだ。

 というのも、54年前の前回東京五輪は秋開催で10月10日開幕。プロ野球界は東京五輪開幕までに全日程を終了するスケジュールを組んだ。結果的には雨天中止が1試合あったため、鶴岡監督率いる南海が藤本監督の阪神を4勝3敗で破った日本シリーズ第7戦は五輪開幕とバッティング。甲子園の観衆は1万5172人の記録的な少なさで話題になった。

 ちなみに、日本シリーズ史上初の全試合ナイター開催がこの年だった。今でこそ日本シリーズもナイターが当たり前だが、当時は全試合デーゲームが常識だった。

 秋開催が常識だった五輪は、いまや莫大な放映権料を支払う米国の大手テレビ局の視聴率確保のため夏開催。20年東京五輪も同様で、開催期間中、プロ野球は「国家的行事の五輪に協力するため」公式戦を小休止。そのあおりで日本シリーズが11月7日からという遅い日程になるのだ。

 ドーム球場開催やデーゲームなら寒さも心配ないが、いまのようにオールナイターで、仮に屋外球場での開催となれば、ファンにとっては歓迎しかねる事態だろう。

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