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広島・誠也「4番の仕事できてない」 自己最多タイ29号打ったけど… (1/2ページ)

 広島・鈴木誠也外野手(24)は13日の横浜DeNA戦(マツダ)で自己最多に並ぶ29号2ランを放ち、優勝マジックを「6」としたチームに貢献した。

 3回に右前打の丸を一塁に置き、カウント3-0からど真ん中に抜けてきたフォークを逃さず左翼席へ運んだ。緒方監督が「3ボールからひと振りで決めた。素晴らしい」と絶賛した一撃だったが、本人の表情はまったくさえない。

 初回の2死二塁の先制機に二飛に倒れたことを「打ちたかった」と悔やむことしきりなのだ。

 「6連敗中も自分が打って流れを変えておかないといけなかった。(勝利の扉を)こじ開けたのは丸さんでしたし…」。

 チームの6連敗中は24打数5安打(打率・208)とバットが湿っていた。ようやくトンネルを抜けた前日の同カードでも、7回に自分がネクストバッターズサークルから見守る前で丸が殊勲の勝ち越し打を放った。続く鈴木も中越え適時三塁打で貢献したのだが、残りの4打席はすべて三振。昨年からチームの中軸を任されている責任感、完璧を求める向上心は、ときに過剰にみえるほどだ。

 2016年、17年と2年連続でベストナインとゴールデングラブ賞を獲得し「神ってる」といわれた若き主砲も、いまや確実性を求められ、自らに課している立場。打率・323、29本塁打、チームトップの87打点(13日現在)は文句のつけようがないが、9月に入ってから11試合で打率・232、2本塁打、5打点と急ブレーキがかかっている自分を許せない。

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