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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「残」》S・ウィリアムズの「性差別」発言 米国で盛り上がらず (1/2ページ)

 日本では全米オープン女王、大坂なおみ(20)の快挙が大きなフィーバーとなっているが、米国では決勝の対戦相手、セリーナ・ウィリアムズ(36)が審判と繰り広げたバトルが尾を引いている。日本勢にとっての歴史的な一戦が、怒りや涙の記憶として残っているのは残念でならない。

 9月8日の決勝の当日、取材者として試合を見守ったが、試合前からセリーナへの応援で異様な熱気に包まれていた。ただ、大坂はそのアウェーの雰囲気を物ともせず、第1セットからサーブとストロークが好調。そして、セリーナと審判との口論が絶えなかった第2セットも終始、冷静さを失わず、前の席にいた米国人のスポーツ記者は興奮した様子で「彼女こそ真のスターだね」と賛同を求めてきた。大坂のすごさを誰かと語り合いたい。試合後はみんながそんな思いに駆られるほど、大舞台で圧倒的な強さをみせたのだ。

 セリーナにたびたび警告を出した審判に納得せず、表彰式でも続いたブーイングには面食らったが、昨年、女児を出産したセリーナの復活優勝を待ち望んでいた地元ファンの期待は大きかった。観客は、大事な試合を審判に左右されて納得できないという思いが強かったのだろう。

 ただ、驚いたのは、セリーナの試合後の言葉だった。記者会見で、審判の警告は、女性への偏見が根底にあると訴えたのだ。

 セリーナは第2セットで、コーチから指導を受けたとして最初の警告を受け、その後、激怒してラケットをたたきつけて2度目の警告により1ポイントを失った。また、3度目は、審判に激しく抗議する中で「盗人」と吐き捨て、規則で1ゲームを自動的に失った。