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「日本人として東京五輪」も…大坂なおみ、日米争奪戦か 米国側の破格ラブコールに揺れる国籍選択、来年10月決断 (1/3ページ)

 来年10月の22歳の誕生日までに日本国籍か米国籍かの選択を迫られている女子テニスの大坂なおみ(20)=日清食品。全米オープン優勝の快挙後、日本凱旋試合となる「東レ パンパシフィックオープン」(アリーナ立川立飛)のシングルス2回戦(19日)では圧倒的な強さで初戦を突破した。その実力と存在感はスケールアップする一方。2020年東京五輪日本代表としての活躍も期待されるが、米国テニス界やスポンサー企業からも熱視線を浴びるようになっており、日米の争奪戦に発展する可能性も指摘されている。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

 「フラッシュをたかないでください!」

 試合中、主審が何度も観客席に向かって注意したが、それでもまばゆい閃光はやまず。別の観客が「こらぁ、光ってるんだって!」と怒鳴る一幕まであった。

 そんな周囲の騒ぎはどこ吹く風。大坂は2014年全豪準Vのドミニカ・チブルコバ(スロバキア)にストレート勝ち。「私自身はまだどこが限界かわからないので…。今日は80点くらいでしょうか」と穏やかな笑顔を浮かべた。

 自慢のサーブも絶好調。男子の錦織圭(日清食品)が全米オープンでマークした最速192キロを上回り、195キロのサービスエースを決めてみせた。さらに130キロのスライスサーブを織り交ぜて緩急をつけて翻弄した。

 この日の勝利は世界的にも大きく報じられ、米スポーツ専門局ESPNEは「全米オープンチャンピオンの大坂が、圧巻のプレーで再スタートを切った」と報じた。

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