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“弱点”のぞかせた大坂なおみ 最悪の立ち上がりに涙を浮かべ… 中国オープン

 女子テニス世界ランキング6位の大坂なおみ(20)=日清食品=が“弱点”をのぞかせた。

 中国オープン(北京)の女子シングルス準々決勝(5日)で同45位の地元中国の張帥(29)と対戦。第1セットは第1ゲームをいきなりブレークされたのを皮切りに、3連続でゲームを落とす最悪の立ち上がり。涙を浮かべタオルで顔を覆う一幕があった。

 すかさずサーシャ・バイン・コーチが駆け寄り、「落ち着け」と語りかける。その後驚異の粘りを見せ、2時間33分フルセットの死闘を制して準決勝に進出したのはさすがだ。

 「少し疲れていた。(地元の相手への声援に)悩まされた。いつもより感情的になった。勝ち負けを考えるのをやめて、今どうするかだけを考えた」と明かした。

 もともと、むらっ気がありメンタル面が課題だった。昨年末に就任したバイン・コーチがポジティブ思考を伝授し躍進を遂げたが、全米オープンを制したことで注目度、重圧は倍増している。大坂は“世界トップクラス”のプレッシャーをかわすすべを身につけることができるか。