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阪神・金本監督が辞任を発表 揚塩社長「びっくりした」

 17年ぶりの最下位に沈んだ阪神の金本知憲監督(50)が12日、辞任を発表した。辞任理由について「成績不振」と話した。

 今季本拠地最終戦となった昨10日の試合後、揚塩健治社長(57)に辞任を申し出た。「(決めたのは)最下位が決定したあたりで。『もう少しがんばってみては』と言っていただいたが、僕の意思が固かった」と説明した。

 揚塩社長は「申し入れを全く予想していなかったというわけではないが、びっくりした」と話した。

 2016年から指揮を執り3年目。1年目は4位、昨季は2位で進んだクライマックスシリーズ(CS)のファーストステージで敗れた。複数年契約を結び直して臨んだ今季も、大砲として補強したロサリオが不振で、9月に主力がけがで離脱したのも痛かった。

 昨日の試合後はスタンドから「辞めろ!」との厳しい声も上がった。金本監督は「私の力足らずのため、こういう結果に終わってしまい、心より謝罪とおわびを申し上げたいと思います」とあいさつしていた。

 谷本球団本部長は、金本監督の来季続投を示唆していたが、連日、球団事務所に抗議電話が殺到。球団関係者は「朝10時から夕方6時まで、ずっと電話が鳴りっぱなし。一般に公表していない固定電話番号にまで苦情が入り仕事に支障が出ている」。

 通話時間も1人あたり20-30分程度におよぶものがあり、耳をふさぎたくなるような誹謗(ひぼう)中傷もあったという。

 後任には、矢野燿大2軍監督(49)、掛布雅之オーナー付シニアエグゼクティブアドバイザー(63)、元監督の岡田彰布氏(60)らの名前が挙がっている。(山戸英州)

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