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巨人、第3次「原王朝」始動 “一頭体制”確立へ粛清の嵐 スカウト部長に東海大後輩の長谷川氏

 原辰徳前監督(60)の4年ぶり復帰が決定的となった巨人。夕刊フジ既報通り、さっそく“粛清”の嵐が吹き始めた。

 球団は11日付で、編成部門トップ2のクビを発表。鹿取GM兼編成本部長が退任し、岡崎スカウト部長も異動となった。

 25日のドラフトへ向け、5日にスカウト会議を行ったばかり。だが第2次原政権を終結させ、フロント主導のチームづくりを先導した堤前GMの協力者には、よみがえった“原王朝”に居場所はなかった。なお、岡崎氏の異動先を球団は「未定」としている。

 新体制で編成業務を統括するのは、ドラフト外で入団した投手からのたたき上げ。大塚淳弘試合運営管理室長が事業本部次長の任を離れ、新たに球団副代表編成担当を兼任する。球団代表が不在なのに「副代表」という珍妙な肩書だ。後任のスカウト部長は、夕刊フジが名指しで要職抜擢を予想してきた通り、原氏の東海大の後輩にあたる元スカウト部課長の長谷川国利査定室長が兼任する。

 監督との力関係が曖昧だったGM職はついに空位に。前日(10日)に山口オーナーが「フロントとチームが一体となって立て直しが必要」と語ってから一夜明けると、高橋巨人の終戦を待たずに戦慄の“原人事”発令。監督が現場の指揮とチーム編成の両面で頂点に立つ“一頭体制”確立へ猛スピードで走り始めた。(笹森倫)

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