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【福島良一 メジャーの旅】リーグ優勝決定シリーズ開幕 天国のパンチョさんに捧げたいブルワーズの優勝 (1/2ページ)

 ア、ナ両リーグとも地区シリーズが終わり、いよいよリーグ優勝決定シリーズが開幕。最大の注目はナ・リーグ中地区優勝決定戦で本命カブスを撃破し、シーズン終盤から怒涛の11連勝で進出したブルワーズだ。前田健太投手(30)のドジャースと対戦する。

 1969年、ア・リーグ球団数拡張の際にシアトル・パイロッツとして発足。しかし初年度から財政的に行き詰まり、早くも身売り話が浮上。わずか1年で北米五大湖の一つ、ミシガン湖畔にあるミルウォーキーへ本拠地移転となった。

 70年に地元財界トップのバド・セリグを筆頭とするグループが球団を買収。「ビールの町」で有名なことから「ブルワーズ」として再出発しただが、かつてブレーブスが本拠地を置き熱狂的な野球ファンの多いところでも低迷が続いた。

 しかし、82年に看板スターのロビン・ヨーント、ポール・モリターら自慢の強力打線が爆発し、初の地区優勝。勢いに乗ってリーグ優勝も飾った。ワールドシリーズでは古豪カージナルスに惜敗したが、町中が熱気と興奮に包まれた。

 当時、ミルウォーキーにはパンチョさんによく連れていってもらった。同い年のセリグ・オーナーと親しい関係にあったからだ。また、旧知のジム・バーマ(元西鉄内野手)がGMを務めた時代もあった。だから、ブルワーズには特別な愛着があったのだ。

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