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矢野阪神“地味すぎ”スタート… 外れの外れ1位・近本ってどんな選手? (1/2ページ)

 「いや~、正直地味すぎますよ~。全国的に名前のある選手が来ないと、視聴者ウケもイマイチになりますし…」

 ドラフト会議で育成を含め7選手を指名した矢野阪神だが、1位は藤原(→ロッテが交渉権獲得)、辰己(→楽天)と2度くじで外し、3度目の正直で近本光司外野手(23)=大阪ガス=を単独指名した。

 だが、2選手や吉田(→日本ハム)、根尾(→中日)らとのネームバリューの差に、在阪テレビ局関係者からは早くもため息が漏れている。

 初のくじ引きの大役に「しんどいなあ」と漏らしていた矢野燿大監督(49)は「(藤原を外して)本当にタイガースファンの方には申し訳ない」。今ドラフトではセンターライン強化をあげており、2軍監督時代に練習試合で対戦したことがある近本を「素晴らしいパフォーマンスが出せる選手」と評した。

 阪神のおひざ元、兵庫県の淡路島出身の近本は、これまで県外で暮らした経験がない“超地元っ子”。今夏の都市対抗で最優秀選手賞に当たる橋戸賞を受賞しており「(1位指名に)ビックリした。まずは新人王と盗塁王を目指していきたい」と意気込んだ。

 関学大卒業の社会人2年目は、公私ともに「頭脳派」だ。野球では武器となる盗塁ひとつとっても「どう滑り込めば、審判から見てセーフの判定をもらいやすくなるのかや、大きなリードからギリギリ帰塁できる限界を、日々探っている」(アマ球界関係者)。打撃でも、身長170センチと小柄ながら研究に余念がない。「力任せ」の打法を捨て、長短打の狙いによってバットを出す角度を微妙に変える技術を習得している。

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