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お見事!日本ハム戦略勝ち…外れ1位で吉田“一本釣り” 花咲徳栄・野村、横浜・万波、大阪桐蔭・柿木と甲子園スターを“乱獲” (1/2ページ)

 お見事と言うほかない。日本ハムは25日のドラフト会議で、1位指名の最初の抽選では大阪桐蔭高・根尾昂内野手(3年)を4球団競合の末に外したが、外れ1位で今夏甲子園の準優勝投手で最速152キロを誇る金足農高・吉田輝星投手(3年)を“一本釣り”。他球団の動向を読み切った上で、今年一番のスター選手をゲットした。

 「ドラフト1位で入団した高卒の先輩方がすごく活躍している。自分も同じように活躍して新人王を獲りたい」

 日本ハムが交渉権を確定させた後、秋田市の金足農で頬を紅潮させながら喜びを語った吉田。東京のドラフト会場では、栗山英樹監督(60)が「あれだけいい真っすぐを持っている投手は、高校生ではいない。本当にうれしい」と満面に笑みをたたえていた。

 日本ハムのドラフトの方針は毎年「その年一番の選手を獲りに行く」。最初は根尾に入札する一方、他球団の動向を分析し、今ドラフトでは1位指名が極端に野手へ偏り、投手も大学生の即戦力優先になると読み切っていた。外れ1位に吉田が残り、競合も少ないと踏んだ上で、根尾の抽選に挑んでいた。

 2位以下でも、今夏の甲子園を沸かせたスターを“乱獲”。まず昨夏の甲子園優勝校・花咲徳栄の主砲で、今夏も2本塁打を放った野村佑希内野手を2位指名。4位では横浜高の主砲、万波中正外野手の交渉権を得た。

 極めつけは5位で甲子園優勝投手の大阪桐蔭・柿木蓮投手を指名。決勝で投げ合った吉田とは、9月のU-18アジア選手権(宮崎)の日本代表で行動を共にし仲がいい。

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