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【福島良一 メジャーの旅】歴史的な一戦 レ軍vsド軍のWシリーズが102年もかかったワケ (1/2ページ)

 ワールドシリーズはレッドソックス対ドジャースという、実に102年ぶりの歴史的な一戦となった。オールドファンには懐かしい対戦と言っても、当時のことを知る人など、この世に誰も存在しないはずだ。

 1916年のワールドシリーズは、ボストンから始まった。だが、12年開場のフェンウェイパークでなく、当時同じボストンに本拠を置くブレーブスの球場で試合が行われた。その頃は約2万7000人しか収容能力がなかったからだ。

 一方、ニューヨークのブルックリンに本拠地を構えていたドジャースは、13年に新球場エベッツフィールドが完成。16年に待望のリーグ優勝を成し遂げた。当時はウィルバート・ロビンソン監督の名にちなんで「ロビンス」と呼ばれていた。

 レッドソックスの主役は、あのベーブ・ルース。のちに投打二刀流、さらに伝説の本塁打王となる米国の国民的ヒーローが投手として大舞台にデビュー。第2戦に延長14回をなんと1人で投げ抜き、わずか6安打1失点で完投勝利を飾った。

 対するロビンスも、のちにヤンキースで名将となるケーシー・ステンゲルが打率・364と大当たり。しかし、新球場での初戦となる第3戦に勝っただけ。結局、レッドソックスが4勝1敗で2年連続の王座に就いた。

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