記事詳細

【藪恵壹 藪から棒球】各球団ドラフト採点 “甲子園スター”獲得の中日、日本ハムに95点 阪神「育成」に疑問で40点 (2/2ページ)

 私の古巣阪神には40点と厳しい採点をつけました。俊足巧打が持ち味のドラ1の近本光司外野手(大阪ガス)は木製バットを操る社会人。近年、社会人出身の野手は糸原、源田(西武)らがルーキーイヤーから活躍しているだけに、それほど心配はしていません。

 一方、同2位以下ではフロントがどこまで5年後を見据えて戦略的に獲得したのかが未知数。無名選手が多いからです。もちろん、広島の丸、ソフトバンクの柳田にしても、アマチュア時代はそれほど注目を集めていた選手ではありません。プロ入り後に成長し中軸となる可能性のある選手もいるのでしょう。しかし、今季最下位に終わったチームを率いる矢野新監督の本音は「すぐに使える選手がほしい」のはず。人気球団ゆえ、ファンは優勝を何年も辛抱強く待ってはくれません。

 その中で阪神のフロントは「育成」を強調していますが、これがどこまで浸透するか。結局新外国人、FA補強に頼らざるを得ない事態にならなければいいのですが…。

関連ニュース