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【西本忠成 トラとら虎】鳥谷がショートに復帰 ここでも矢野流!前任者とは正反対 (1/2ページ)

 阪神の鳥谷敬内野手(37)が来季は古巣のショートに戻り、選手生命をかける。10月下旬、矢野燿大新監督と会談した際に希望を伝え、両者が納得の上で決まった。

 球団OBは「矢野監督にすれば、金本前監督の尻拭いといえる決断だろう。ここ3シーズン、鳥谷が金本前監督に振り回されてきたのを見ているから。とにかく気持ちよくプレーさせたい一心」とみる。

 確かに金本前監督と鳥谷の間には確執があった。始まりは監督就任早々の「全てに物足りない」との鳥谷批判。初年度の2016年春のキャンプでは、引っ張る打撃を求められてフォームを崩した。同年途中、北條が台頭したと判断されて三塁へコンバート。翌17年には遊撃での勝負を直訴したが、チーム方針でまた三塁へ。さらに今季は、春のキャンプで「三塁・大山」にメドが立ったとして、二塁にコンバートされた。

 「鳥谷は大人だから黙々と取り組んだが、数々の仕打ちにカチンときていたはず。北條も大山も結局壁にぶつかり定位置を取りきれなかったから、なおさらだ。金本前監督が急いで失敗した若返り策の犠牲者だよ」と先のOBは同情する。

 16年に連続試合フルイニング出場が667でストップ。また、最大の目標としていた連続試合出場も、今年5月に歴代2位の1939でストップした。2人の確執の根の深さはここにもある。

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