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【ゴルフ場買収 石川父子の挑戦】勝美氏、福島でゴルフ場経営参入の真意は 「最終決断は遼。裾野を広げたい」 (1/3ページ)

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 男子ゴルフの石川遼(27)のマネジメント会社「ケーアイ企画」が9月下旬、福島県東白川郡のゴルフ場「棚倉田舎(でんしゃ)倶楽部」を買収した。その運営会社社長に就任したのは父、勝美氏(61)。ゴルフ人口減少、男子ツアー人気低迷の中、奮闘を続ける遼を見つめてきた勝美氏が、初めて本格的なゴルフ場経営に乗り出したのはなぜか。勝美氏と同コースをラウンドしながら真意を聞いた。(松村友二)

 東北新幹線新白河駅から車で40分。那須、阿武隈、八溝の山々に囲まれたひなびた丘陵地に開放的な約60万坪、27ホール(東・中・西)が広がっている。源泉かけ流しの温泉から立ちこめる硫黄の匂い。天然木を彫り込んだ看板と歴史を感じさせるクラブハウスが来場客を迎える。

 日米大学対抗ゴルフ選手権を開催したこともある名門だ。紅葉最盛期の今月初旬、コースを訪れると勝美氏が笑顔で迎えてくれた。

 --お忙しいところすみません

 「よく来たね。本当に来るのかなと思ってたよ。来たからには一緒に回ってもらうよ。西の1番はフラットでまっすぐ。2番はパー5だ。さあ、行こうか」

 パシッ! 赤く色づき始めた西コース1番、豪快にティーショットを放つ勝美氏。最近調子を上げてきているという球筋は還暦を過ぎているとは思えない。

 --ナイスショット! 自然豊かで雄大なコースですね

 「そう? これでも直したいところはいっぱいあるんだよね。木を切ったりとか。コース回りながら話すけど」

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