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「東京五輪」に暗雲? 稲葉ジャパン、格下の台湾に力負け 金子コーチ「呼吸を合わせる時間が足りない」 (1/3ページ)

 至上命題の東京五輪金メダル獲得へ向けて、これでは不安だ。4年ぶりの日米野球(9日開幕=東京ドームほか)に臨む日本代表『侍ジャパン』は7日、台湾代表との壮行試合(ヤフオクドーム)に臨んだが、格下相手に5-6で敗れた。9回に一挙5得点で猛追したが、あと一歩届かず。5回まではノーヒットに抑え込まれ、国際試合での貧打が顔をのぞかせた。稲葉ジャパンはこのままでいいのか。(片岡将)

 「試合から遠ざかっていた選手が多く、試合勘の必要な駆け引きや間合いの取り方が、思うようにいかなかった」

 稲葉篤紀監督(46)は取りなすように語った。

 クリーンアップに山田哲人内野手(26)=ヤクルト、山川穂高内野手(26)=西武、柳田悠岐外野手(30)=ソフトバンク=を並べた打線は、台湾投手陣の継投に8回までわずか1安打無得点。見せ場は甲斐拓也捕手(26)の“キャノン”による二盗阻止ぐらい。

 9回に先頭打者の田中広輔内野手(29)=広島=が二塁打を放って猛反撃の口火を切り、敵失や押し出し四球なども絡んで5点を奪ったが、いかにも遅すぎた。

 特に台湾の先発左腕、江辰晏投手(23)=統一=は140キロ前後の直球とチェンジアップ、カーブで3回無安打1四球無失点。「日本はパワーにあふれたスイングをする打者ばかりだが、初めての対戦だから、私の投球に慣れていない様子だった。チェンジアップがとても有効でした」と振り返り、江とは統一の同僚でマスクを被った林祐楽捕手(26)も「日本は変化球の軌道に戸惑っているようにみえた」。

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