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【ゴルフ場買収 石川父子の挑戦】勝美氏、過疎地経営にも勝算あり! 「遼ブランド」と「元信金マンの知恵」で目指す最終目標とは? (1/2ページ)

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 男子ゴルフの石川遼(27)とタッグを組んでゴルフ場経営に乗り出した父、勝美氏(61)。「ゴルフの裾野を広げることが一番の狙い」と強調するが、ゴルフ愛好者の高齢化、若者のゴルフ離れなどで経営は容易ではない。そこには元信金マンの勝美氏らしい戦略がある。

 遼のマネジメント会社「ケーアイ企画」が9月下旬に買収し、勝美氏が運営会社社長に就任した「棚倉田舎(でんしゃ)倶楽部」(福島県)は、東京から東北新幹線で約1時間半かけ新白河駅、そこからさらに車で約40分。都内から出かけるには、決して便の良い場所とはいえない。

 勝美氏は「都内から集客しようとは考えてませんよ。まずはこのへん(棚倉)だけでね。ゴルフに触れ合う機会のない地域でやりたいと思ったんですよ。地方創生という言葉もありますし」と語る。

 あくまで利益でなく、ゴルフ界への貢献が目的と強調するが、“きれい事”だけで経営が成り立つ甘い世界ではない。ゴルフ場の名前にもある「田舎」の通りの過疎地域。そんな弱点は百も承知で、そろばんを頭の中ではじいている。

 「千葉や埼玉、茨城のゴルフ場も考えました。でも数十億もして、いつ赤字になるか分からないのであれば、それは買えません。うちは大企業ではないのでね。安く買う分、手をかけられて経費を回せるんですよ」

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