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日本ハム・ドラ1吉田にプロの洗礼 年俸上限1500万に届かず…スカウト部長「足りない部分がある」 (2/2ページ)

 「9月のU-18アジア選手権で根尾や藤原(大阪桐蔭=ロッテ1位)と接して、野球に集中しないといけないと感じたはず。人前に出るのが楽しいと思うタイプだが、そこは良さでもあり不安でもある。入団しても、サインは全て断らなければいけないくらいの気持ちが必要。活躍してから書けばいい。今までは秋田県のヒーローでよかったが、これからは全国区でやってもらわないといけないから」と大渕部長。甲子園で話題になった“シャキーンポーズ”も1軍で結果を出すまではお預けになりそうだ。

 吉田自身も「これから入団するまでの時間は短い。早く野球をやりたい気持ちが強くなった」と表情を引き締めた。「直球をもっと良くみせるための変化球。曲がり幅よりも直球に近い腕の振りが必要ですし、細かな制球力も足りない」と課題を具体的に挙げていく様は、苦い敗戦で自身の欠点を思い知らされた投手の姿のようだった。

 この日交渉が行われた地元のランドマーク「ポートタワー・セリオン」は秋田で最高の高さ143メートル。ローカルヒーローのままか、日本中のファンを熱狂させるか。辣腕スカウトのハッパは巨大な期待の表れでもある。(片岡将)

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