【水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾】日本代表MF・中島翔哉 ワンタッチでつないだパスをダイレクトで決める快感! (1/2ページ) 水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾
A代表が好調ですよね。森保一監督(50)の就任以来5戦負けなし(4勝1分け)。ファン、サポーターの皆さんもワクワクしていることでしょう。やっている選手は、もっと楽しいものなのですよ。
20日のキリンチャレンジ杯・キルギス戦(豊田)では、後半27分から途中出場したMF中島翔哉(24)=ポルティモネンセ=がわずか1分後にゴールを決めました。日本代表ではゴンことFW中山雅史(51)=現J3沼津=以来17年ぶり2人目の快挙だそうです。
いまや押しも押されもせぬエースとなったFW大迫(ブレーメン)が右サイドから出したパスを、南野(ザルツブルク)、堂安(フローニンゲン)がいずれもワンタッチでつなぎ、最後も左サイドから走り込んだ中島が右足のダイレクトシュートでゴール左隅へほうり込みました。
中島本人も常に言ってますよね。「楽しくサッカーをしたい」って。これだけやりたいことをきっちりやり切れば、サッカーは楽しいに決まっています。
肝はワンタッチパスです。速いテンポでボールをつなぎ、チャンスとみたら縦パスを出して動き出す。森保ジャパンの“必殺パターン”となる気がします。森保監督にとっても、思い描いた戦術を完璧に選手がピッチで表現してくれた、100点満点のゴールだったことでしょう。