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2軍5人、1軍ゼロ… 「トホホ」な阪神の表彰事情

 2軍監督として今季8年ぶり、16度目のウエスタン・リーグ優勝を果たし、巨人とのファーム日本選手権も制し12年ぶり、5度目の頂点を極めて表彰を受けた阪神・矢野燿大監督(49)。27日には、立役者として活躍した5人の選手とともに「NPB AWARDS」の壇上に立ち胸を張った。

 投手部門で3人(福永、青柳、伊藤和)、スポンサー表彰で野手2人(板山、島田)が壇上で緊張しながら関係者からトロフィーなどを受け取った。その大トリを務めたのが矢野監督だった。

 会場は都内のホテルだったが、平日の昼下がりということもあり、夕刻におこなわれる1軍の表彰式とは対照的で人はまばら。それでも「来季は1軍でこのアワードにたくさん選手が呼んでもらえるように、そしてプロ野球全体を盛り上げていけるように僕自身、精いっぱい頑張っていきたいと思います」と力を込めた。

 とはいえ、今季17年ぶりの最下位フィニッシュとなった1軍の影響は色濃く残っている。セ・パ両リーグのMVPをはじめベストナイン、首位打者などが一堂に会する「第2部」の選手参加者はゼロ。

 オフでも阪神の話題がスポーツ紙の「1面」が定位置の関西ならまだしも、普段あまり接することがないベテランの在京メディア関係者からは「言われてみれば、夜の部は阪神さんって誰もいないですよね…」と半ば忘れ去られている。某パ球団幹部も「阪神はゼロか…誰か1人でも秀でる選手がいればそんなことないんだけど。寂しいよね」と苦笑いする。屈辱の“逆転現象”は来季、絶対に返上しなければならない。(山戸英州)

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