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【西本忠成 トラとら虎】入団3年目で異例の抜擢!糸原「主将」に託された金本色一掃

 阪神・糸原健斗内野手(26)が来季の主将を務めることになった。矢野燿大監督の指名で、入団3年目の就任は球団史上最速だ。

 異例の抜擢の目的は“金本色”の一掃と関係者は見る。「金本前監督は2017年に主将を鳥谷から福留に代えたが、矢野監督はコーチ陣も含め、全てを一新してチームの若返りを図る決意の表れだろう」

 糸原は闘志を表に出す元気者。今季はチームで唯一全143試合に出場し、主に「1番・二塁」に座って打率・286の好成績をマークした。

 重責を担うことになった糸原は「ムードが暗くなったときに、自分が率先して盛り上げられるようにしていきたい。それには声かけも大事ですが、常に全力プレーで引っ張ることが一番。矢野さんからも『まずは自分のことをしっかりやってくれ』といわれてます」と意欲を示す。

 来季は一昨年の正二塁手・上本が故障も癒えて戻ってくる。激しい定位置争いが予想される。

 「何年も実績を残して初めてレギュラーですからね。自分はまだ下手くそで、とにかく競争に勝つことが先決。チームを活気づかせながら全試合出場を目指したい」

 ユニホームにつけるキャプテンマークの「C」が良い意味のプレッシャーになり、飛躍の後押しをすると矢野監督はにらんでいる。(スポーツライター・西本忠成)

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