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【福島良一 メジャーの旅】野球を心から愛し…亡きブッシュ元大統領とベーブ・ルース、意外な接点 (1/2ページ)

 11月30日に第41代米大統領、ジョージ・H・W・ブッシュ氏が94歳で亡くなった。米国の国民的娯楽とあって、歴代大統領には昔から野球好きが多い。中でも、ブッシュ氏は元選手として話題も多かった。

 元エール大野球部のキャプテンで、選手としては珍しい左投げ右打ち。ちなみに大リーグでは世界の盗塁王リッキー・ヘンダーソンが有名だ。また、変わり種として「ミゼット作戦」で知られる身長109センチのエディ・ガデルがいた。

 1947年、フォーダム大との試合では8番一塁手として出場。相手チームは、後にドジャースの名実況アナウンサーとなるビン・スカリーが6番センターでスタメンに名を連ねていた。だが、いずれも3打数ノーヒットの結果に終わった。

 48年にはベーブ・ルースとの写真も残っている。当時がんに冒されていたルースが自伝の自筆原稿を大学に寄贈し、主将のブッシュ氏が受け取った。そのとき、ルースが発した「野球は若さの中から生まれてきた」という言葉が忘れられなかったらしい。

 89年には大統領就任後初めて大リーグの始球式を務めた。元エール大野球部主将の経歴を生かし、野球外交でエジプトのムバラク大統領を同伴。また、従来のスタンド最前列から投げ渡す形でなく、初めてマウンドからボールを投げた。

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