記事詳細

俊輔、楢崎、中沢、稲本…“崖っぷち”アラフォーJリーガー 引退できないこれだけの事情 (1/3ページ)

 一時代を築いた“アラフォー”Jリーガーたちがサッカー人生の岐路に立たされている。9日の天皇杯を浦和が制し、25周年のJリーグの今季全日程が終了したが、今オフは元日本代表MF中村俊輔(40)=磐田、同GK楢崎正剛(42)=名古屋、同DF中沢祐二(40)=横浜、同MF稲本潤一(39)=札幌=らの来季が白紙となっている。仮に現役を引退してもバラ色の第2の人生が待っているとはかぎらないだけに、過去W杯に複数回出場したレジェンドたちの身の振り方が注目される。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

 W杯で2大会連続(2006年ドイツ、10年南アフリカ)で「10番」を背負った中村もいよいよ崖っぷちだ。

 J1残留をかけた東京ヴェルディとのプレーオフ決定戦(8日・ヤマハ)でスタメン落ち。2-0とリードして迎えた後半ロスタイムに投入され、名波浩監督(46)は「俊輔を入れてスタジアムの雰囲気をジュビロに持ってこようと思った」と語ったが、実際は顔見せ程度。今季限りで磐田との契約が切れる中村の存在感のほどを表していた。

 本人は「もう少しやりたい」と現役引退を否定。最後はJ3相模原でプレーし今季限りで引退した元日本代表GK川口能活(43)の姿に「自分はヨシカツさんみたいにもがいていない。もっとやんなきゃと思った」と明かした。

 名波監督のラブコールで昨季磐田に移籍。高卒で1997年にプロ入りして以降、今季の16試合出場は最少。年間で得点ゼロに終わったのも初めてだ。6月に右足首を手術するなど、4度戦線離脱した。仮にJ2陥落が決まっていれば、名波監督ともども退団が決定的だったが、J1残留が決まったいまもなお去就は微妙である。

関連ニュース