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「死亡説を流されたから来たんだよ」 読売新聞・渡辺恒雄主筆が健在ぶりアピール

 読売新聞グループ本社の渡辺恒雄主筆(92)が10日、巨人・原監督の野球殿堂入りを祝う会に出席。8月の入院後初めて公の場に現れ、健在ぶりをアピールした。

 自宅で転倒し頸椎の一部を骨折以来、4カ月も入院生活が続くが、発起人の1人として出席を強く希望していたという渡辺氏。先月には一部で死亡説が流れ、同社の山口社長=巨人オーナー=が「全くのデマ」と打ち消す事態となったが、同22日から出社するなど経過は良好のようだ。この日は周囲に「死亡説を流されたから来たんだよ」とジョークを飛ばす余裕もあったという。

 会場では安倍首相、ソフトバンク・王球団会長らと最前列のテーブルを囲み、壇上で挨拶した原監督から「久々にお会いして、本当にご無沙汰しております」と呼びかけられると、左手を挙げて応えた。王会長には「体調はいいが少し足が悪い」と現状を伝え、「なるべく歩くようにした方がいいですよ」と助言を受けると、自力で歩いて中座したという。

 胆石で同じく入院中の巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(82)も、発起人には名を連ねたが出席を見合わせた。山口社長は「弱っているところを見せたくないんじゃないか。まずはトレーニングからと」と心情をおもんぱかり、来年2月の宮崎キャンプに「間に合うとうれしい」と来訪を期待した。(笹森倫)

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